森林地域に近い住宅地や農耕地などの上空を「ヒリリー、ヒリリー」と鳴きながら飛んでいく鳥がいます。サンショウの実を食べ過ぎて辛いのでこうした鳴き声になったということで「サンショウクイ」と名づけられています。
主に森林地域にすみ、非繁殖期にはメジロ、シジュウカラなどといっしょの混群(種類の異なる野鳥の群れ)をつくり、森林内を移動しながらエサとなる昆虫類をさがします。
村内では、旧長田集落地域や比謝川沿いなどの森林地域やそこから近い住宅地や農耕地、リュゥキュウマツ林などで見られます。繁殖期は五月から六月頃で、木の股などにお椀型の巣をかけ、三個ほどの卵を産みます。
沖縄産は本土にすむサンショウクイと少し目先の白色部が小さく、「リュウキュウサンショウクイ」として亜種に区分されています。
文:県立博物館学芸員
嵩原建ニ
昨年の十月、中部地区老人の主張大会で最優秀賞に輝き、中部地区代表として「第十七回沖縄県老人の主張大会」(沖縄県老人クラブ連合会主催)に出場した本村老人クラブの比嘉好子さんが、同大会でも見事に最優秀賞(沖縄一)の栄冠を射止めました。
老人の主張大会は、現代社会に内在する様々な問題を積極的に取り上げ、21世紀への展望と生きがいを高め、地域福祉の発展のために日頃それぞれの立場で感じていることを主張し合うことによって、老人の福祉向上に寄与することを目的として開催されているもの。
県大会は一月二十三日、佐敷町のシュガーボールで開かれ、大会には各地区の大会を勝ち抜いた代表者(北部、中部、那覇市、南部、宮古)五人によって主張が展開されました。その審査の結果、「今青春明日に向かって」(※広報よみたん12月号掲載)をテーマに熱弁を奮った比嘉好子さんが本村出身では初めて、最優秀賞の頂点に輝きました。
同大会の栄えある受賞で、一月三十日午前、山内真永読老連会長や役員、比嘉さんらが連れ立って役場を訪問。この嬉しい報せに、山内村長は「全県的に活躍している好子先生の努力とパワーには常に敬意を表している。村民を代表する村長として、今回の快挙を喜んでいます」と称賛。これに比嘉さんは「みんなに支えられて思いがけない賞を頂くことができ、とても感謝しています」と応えました。
前JAゆいな農協読谷支所の婦人部長として活躍し、さとうきびの生産農家として頑張る傍らウージ染めや紅いも染めに情熱を傾注。読谷村の物産にこだわる比嘉さんは、この日自らが染めあげたウージ染めの和服と紅いも染めの帯締めを着こなしての役場訪問。この素晴らしい心配りにいたく感激した山内村長は、急きょ報告会を行うことを決め、比嘉さんをロビーヘと案内。一階ロビーでは訪れた来客や多くの職員を前に受賞報告が行われ、比嘉さんの快挙を大きな拍手で祝福しました。