読谷村診療所にデイケア棟が開所

　六月一日、読谷村診療所にデイケア施設が開所しました。その開所式が五月二十九日に関係者多数が参加して挙行されました。
　これまで診療所として村民の健康維持増進に務め、年々外来の患者さんも増え、現在一日平均で一一〇人が来所しており、村民から厚く信頼されております。
　この老人デイケアは痴保ならびに運動機能に支障のある方の心身機能の回復、維持を図り、在宅総合診療の充実を目指しております。
　開所式ではテープカットが行われ、担当職員から同施設の概要・開設までの経過説明がありました。引き続き、デイケアホールでその祝賀会がもたれました。
　あいさつに立った玉城修所長は、「読谷村の二十一世紀ゴールドプランに向け、その目標に向けて大きくステップアップしました。この場にお集まりの村当局や議会関係者及び老人会・婦人会の皆さんに感謝したします。この施設は村民の皆さんからお預かりしたもので大切に活用して行きます。現在のところ週四日の開所ですが、将来は週六日の利用を目指しています。
　この施設利用の充実には是非とも地域の婦人会や老人会の協力が必要で、ボランティアとして協力を仰ぎたいし、なるべく病院に行かないで、自立したデイケアを目指します。」と抱負が述べられました。