五・一五平和行進団
基地の県内移設反対を訴える
復帰記念日の取り組みとして行われた基地のない沖縄を求めて「五・一五平和行進」(主催、沖縄平和運動センター)の一行約一二〇〇人は、前日の十七日に普天間基地の移設予定地のある名護市役所を出発し、二日目の五月十八日に読谷村役場で全体集会を開いたあと、行進に出発しました。
出発式に臨んだ安田村長は、「沖縄を取り巻く基地問題は見通しがつかなく、うやむやの状況です。沖縄の地域課題を全国的な世論として盛り上げ、問題解決を図っていくことを期待します。参加者の皆さん最後まで頑張ってください」と激励しました。
すっかり日焼けした顔で役場前を四〇〇人程の三集団に分かれて出発した一行は、基地反対のシュプレヒコールを訴えながら読谷飛行場を縦断、トリイ通信施設前を経て、国道五八号嘉手納基地沿道を南下しました。