海浜観察員養成講座受講者募集
目的
県内には復帰後、県民の生活基盤の充実のため、莫大な公共投資が行われ生活環境が整備されその代償として、自然や生態系に影響を与えてきた。村民生活にも急速な都市化と職場や教育現場・各家庭における日常生活においても利便性を追い求めるあまり、自然とふれあう機会が少なくなり、ますます自然環境や生態系への配慮が危倶され自然との共生が大きな課題となっている。
海は大きな可能性を秘めている場所で学習資源の宝庫である。海について現状しか知らない戦後世代にとって今の状態が自然の海だと誤認していることも多い。
元来沖縄の先人は、半農半漁で自然と共に生きてきた。沖縄の自然について正しい知識を備えることは沖縄に生活する人間としてとても重要なことである。
読谷村では、環境の変化が結果として現れると海についての知識の習得と理解を深めるため海浜観察員養成講座を開催する。
結果として、海が村民により近い存在となり自然・生態系への理解者が増え読谷村の海の環境回復につながることを期待する。
開催時期 12月7日(金)午後7時半~9時半
文化センター視聴覚室
12月9日(日)午前10時~午後2時半
比謝川上流探査
12月16日(日)午前10時~午後3時
宇座海岸地域
応募締め切り 12月5日(水)
開催場所 対象区域は海岸林からリーフアウトまでとし区分とする
①マングローブ区域
②砂浜
③海岸林
④リーフアウト
参加料 1,000円(保険料含む)
対象者 一般村民(20~30名)
講習内容 ・自然生態系に対する知識の習得
・シュノーケリング講習サンゴ観察かガラスボート乗船観察
・海浜の観察指導員養成
・生態の定点観察(測定)講習
・海人のお話(昔の海・現在の海・伝統漁法)
・将来的に自然の海を産業(仕事の場・エコツーリズム)にできるような 仕組みつくり
問い合わせ 読谷村役場商工水産課
℡982-9216(山内嘉親)まで