イチャリバチョーデー!キッズ演劇祭 創作歌舞劇「大北」を好演
児童生徒が演じる読谷村民芸術劇場創作歌舞劇「大北」の公演が、九月十六日に読谷村文化センター鳳ホールで開催され、読谷の歴史上の人物を堂々と演じ、満場の観衆に感動を与えました。
この創作歌舞劇「大北」は昨年二月二十七日に初お披露目、更に七月二十三日のサミット関係者を招いて行われたサミット版の「大北」では、第一章「大北の夜明け」の国賓歓迎の宴でオペラを交えるなど好評を博しました。
今回の歌舞劇は村内の小中高校生、総勢一四〇人が取り組んで上演されました。
全体は六章で構成されており、プロローグ「天地創造」に始まり、読谷村の歴史上で文化の発展に画期的な役割を果たした泰期・護佐丸・赤犬子等を登場させ、沖縄戦を踏まえたフィナーレでは二十一世紀の扉を力強く開いていくというストーリー。今回は佐久川清助一五〇周年にあたることから、第四章の「ペリー提督一行喜名番所に立ち寄る」で佐久川清助の娘を登場させ、佐久川イモを振る舞う場面が新たに設けられました。