劇団ふるさときゃばん
瓶ヶ森の河童を好演
「読谷の子供たちに夢と感動を」と取り組まれた「瓶ヶ森の河童」公演(主催、読谷村PTA連合会・読谷村子ども会育成連絡協議会)が二月十三日に文化センター鳳ホールで開催されました。
この劇団ふるさときゃらばん「瓶ヶ森の河童」公演は、親と子どもが一緒に観て、会話が生まれる新しいタイプのミュージカルです。
この「瓶ヶ森の河童公演」は、瓶ヶ森から流れる八竜川のほとりに住む漁師のゲンゴロー一家の息子小六が、森の奥の河童に出会い、河童と秘密を守る約束をする。しかし、大人たちは小六をだまして、河童をテレビに映し地域活性化をもくろむが、自然をあるがままに残すことの大切さを河童たちに学ぶというストーリー。
人間の勝手で破壊されていく自然がテーマで、参観者の多くが親子連れで埋まり、リズミカルなダンスで始まり、会場は生演奏とスモークやライトを駆使し、幻想的な深い森を再現した舞台展開に興味を引かれた様子で真剣に見入っていました。そして、あるがままの自然を残すことの大切さを実感しました。