読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

2008年4月発行 広報よみたん / 10頁

めざせ 健康ゆんたんざ vol52 妊娠中の食生活が赤ちゃんに与える影響 ~妊婦の栄養~

 前回に引き続き、妊娠期の栄養について考えます。現在妊娠中の方にぜひ“妊婦の食生活がおなかの中の赤ちゃんにどのような影響を与えるか”という事を考えるきっかけになれば幸いです。近年読谷村では、38週以上と妊娠週数は満たしているものの、2,500g未満の低出生体重児が増えています。要因の一つとして「妊娠中も産後も太りたくない」とお腹の赤ちゃんのための栄養を考えずに、食べ物を減らしてしまう事があります。よく妊娠中は体重を増やし過ぎないように…と耳にしますが、その事を気にして極端な食事制限や偏りがあると、母体にも赤ちゃんにも良くありません。お腹の中でしっかり鉄分を蓄えていない赤ちゃんは、出生後も食欲が無い、顔色が青白く元気がない、体重が増えにくいなどの貧血症状が出てきます。さらに、離乳食が始まる前の母乳のみの栄養では、鉄分の補給がスムーズではないので、妊娠中にしっかりと鉄分を蓄えさせる事が大切です。
 では、どのような食事が理想的なのでしょうか、それはご飯、野菜類、大豆、魚や肉、を中心とした和食がおすすめです。さらに妊娠中、特に摂取を勧めたい栄養素は、二分脊椎を予防する葉酸、貧血にならないための鉄分、カルシウムなどですが、バランスを考えた和食メニューであれば、無理なく摂れます。
 妊娠、授乳期の栄養は、母体の健康維持のみならず、胎児の体や脳の発達、分娩、乳児期の発育を含めた重要な役割がありますので、母体の栄養状態の良し悪しが妊娠の経過や結果に大きく影響を及ぼします。この大切な時期にも、健康的な食生活を心がけ、元気な赤ちゃんと対面したいものですね。
 なお、村では妊婦を対象に年3回の『うぶごえ教室』を実施しております。食事や栄養、妊娠から出産、また育児に向けてお母さん方の情報交換・仲間づくりの場となりますので、お気軽にご参加ください。
※ うぶ声教室の詳しい日程は、健康増進課発行“健康カレンダー”をご覧下さい。
健康増進課 栄養士 松田智子

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