読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1956年8月発行 読谷村便り / 2頁

読者の声

読者の声 読谷村便りを読んで
静視庵

 わが読谷村においては一九五七会計年度発足の七月一日に「読谷村便り」第一号を創刊し是から毎月発刊を続けられるとのことである。早速読んで見ると村民として是非知って居らねばならぬ重要記事がもがかかれており、これを通じて村当局が村を愛し村を興そうとの意気が紙面にあふれているような気がする。由来、知るは愛の始めで愛は実行の源である。村復興は先づ村民がわが村のありのままの姿をよく知って之を愛することに依って出来るのである。知らさずして協力協力と叫んでも之は一種の強迫であって真の協力を得る所以でない。それでは民主政治も只形だけで、掛声のみに終るのである それでこの「読谷村便り」の発刊は是からわが村を明るくして将来の発展へ躍進せしむる重大企画であると信じ村当局に対し深く敬意を表すると共に、その継続には今後歴代当局が特に意を用い村の光として益々その発展を期せられんことを希望する次第である。

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