教え導こう芽生える世代　
　第七回青少年不良化防止運動　５月１５日～６月１５日
　児童福祉週間に引続き第七回青少年不良化防止運動が五月十五日より六月十四日まで、一ヵ月間実施されることになりました。
初回より村民各位の御理解と御協力により青少年の保護育成と環境浄化に多大な効果をあげつつあることは誠に感謝に堪えません。
　青少年は明日の社会のにない手であり、一国の将来は青少年の双肩にかかっているといっても過言ではないと思います。現在のような複雑な社会で心身ともに未熟な状態にある青少年を保護するには決して父母家庭のみでは責任をはたしきれなくなっているのではないでしょうか、社会的な条件に恵まれない児童、さらに不良化したり犯罪を犯したりするいわゆる問題児童をみんなで保護し、たとえ青少年の発育を阻害する社会的な自然な要因があってもそれにうち勝つことのできるような強い心と体に育てあげる努力を村民一丸となってつづけていきたいと思います。
　今般も左記のとおり目標をかかげて全琉一斉に青少年不良化防止運動が実施されております。村民皆様のなお一層の御協力を賜りますよう御願い致します。
(防犯協会支部長　知花成昇)
運動目標
一、青少年盗犯の防止
生徒会、学校、警察、家庭の相互の連絡を密接して不良化の早期発見、盗犯の防止を図る。
一、青少年の環境浄化
風俗営業者並びに働く婦人の自覚促進、未成年者の男女交遊の浄化を図る。

※「本籍地別検挙人員調(1957．1～10)」は表になっている　原本参照
※「被疑者の犯罪並に不良化行為原因別調(1957．1～10)」は表になっている　原本参照