読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1959年5月発行 読谷村だより / 4頁

本土農協めぐり

〔35号3ページ参照〕

されて年々、発展を続け現在は四代目の組合長であるとのこと。組合の事業は購買では肥料が二七、七七七弗、飼料六三、八八八弗、その他二七、七七七弗、販売では米七五、○○○弗、麦三六、一一一弗、カマス一五、一六○弗、牛乳一二○○○弗、パン五、三六一弗が主なものでその他甘藷鶏卵等がある。特記したいことはこの組合には精米機、製パン工場、牛乳処理場、醤油釀造所等の加工設備を備え、米麦を主とした営農指導員が四名もいることである。尚有線放送施設を以て区域内のP・Rに活用されている。
組合の職員は三四名で平均給料は二六弗四○仙最低は高校卒の女子職員で一○弗五六仙、最高は農大卒の三八弗三九仙、組合長四七弗二二仙、専務が四四弗四四仙である。年一度の定期総会には定刻まで集まった者の青年男女の内、籖で一○人を選び二泊三日で出雲大社、伊勢神宮参拝旅行をせしめ一人当一七弗を補助するようになっているのは面白いと思った。

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