家計簿で赤字追放
家畜の飼育で収入増加
座喜味生改グループ
=松田敬子=
私が家計簿記帳を思いたちましたのは四年前のことで記帳といってもただ日々の支出だけを記録していたのです。それで、「今月はいくら使った」「どれだけ足りないか」「どうすれば来月はもう少しきりつめて赤字を出さないようにできるだろうか」など、あらゆる面から節約することに努力してみたのですが、どうも無意味のような気がいたしました。
結局、赤字をなくするためには「何をどのように節約したらよいか、またどのようにして収入をふやしたらよいか」ということで、とうとうまよってしまいました。過去をふりかえってみますと経済観念のうすい私は、ただ家計簿さえつけておけばどうにかなるだろうくらいで、毎日を平凡に過し、ほんとうの自分の家の収入が一体どうなっているかはっきりわからない状態でありました。これではい