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1961年3月発行 読谷村だより / 2頁

環境悪化は緑の羽根で募金運動に御協力を

〔57号1ページの続き〕

い学校、住みよい豊かな生活環境を全住民の力でつくって行くことを目的とする。

二、募金目標
募金総額 六千弗(全琉)
緑の羽根 三十万本 四千四百弗
バッチ募金 一万八千箇 一千三百弗
特志募金(大口募金) 三百弗

三、募金期間
自一九六一年三月十五日
至一九六一年四月十五日

四、募集の方法
1 募金の種類
街頭募金(戸別募金)
学校募金 職場募金
特志募金
2 募金は市町村緑化支部長に委嘱する。
3 募金実施区分
イ 募金責任者
市町村緑化支部長又は支部長から依頼した学校長、青年会長、婦人会長
ロ 募金奉仕者
募金精勤者の指示により実際に募金に協力奉仕する学生、生徒、青年会員、婦人会員

五、募金の保管及び処分方法
1 市町村の緑化支部長は、募金期間中募金を確実に保管し、募金終了と同時に、募金実績書を添えて、協会事務局へ納付する。
2 募金は左のとおり配分する。
イ 募金の六割は樹木植栽費及び管理費として市町村及び学校へ交付する。
ロ 同二割五分は種苗を購入し、協会苗畑において苗木養成の上現物配付する。
ハ 同一割五分は運動経費に充てる。(羽根代、バッチ代、その他宣伝費)
ニ 募金の交付を受けた緑化支部長及び学校長は六月三十日迄に植栽実績報告書を協会に提出する。

植え方の心得十ヶ条
1 植える木は、小さなものを数多くするよりも大き目のものを選び、植穴は根が曲がらぬ程度にし深く大きい程よい。
2 砂地その他やせ地では、腐植土、肥料等を敷き込む。
3 根張りに土が密着するよう水をかけつつ木をゆすってよく踏みつける。
4 地下水の高いところ(温地)では適宜盛土して植える。
5 支柱を忘れずにする。
6 風倒れや風折れの心配なものは高さと枝を適当に調整する。
7 植付後日照が続く場合は適当に灌水を忘れないこと。
8 活着した後は時々肥料をやると同時に枝葉のせんていもする。
9 台風時期の前には支柱を点検し、また枝葉の剪定をする。
10 植付時期は十一月末から二-三月、あるいは梅雨期がよい。

みどり音頭
みんなで植えよ、この丘に
みどりの森をつくるのだ
小川の岸へつづくのだ
春は小とりも、とんでくる
ホーラ苗木が芽をふいた
芽をふいた
みんなで植えよ この道に
みどりの並木つくるのだ
村から町へつなぐのだ
夏はいこいの風も吹く
ホーラ苗木が伸びました
伸びました
みんなで植えよ あの山に
みどりの林つくるのだ
島はゆたかにあおあおと
樹々のこずえも陽に映えて
ホーラこだまがかえりくる
かえりくる

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