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1961年11月発行 読谷村だより / 2頁

中部市町村職員の親善篭球 北中城チームが連勝

中部市町村職員の親善篭球 
北中城チームが連勝

 第二回中部市村職員籠球大会が二十六日あさ十時から、読谷小学校々庭で催された。これは日頃地味な職務にたづさわっている吏員相互がスポーツを通じて親睦を図らうというのがねらいで、司会の本村では極力その趣旨に従い睦まじい、楽しい一日を過ごして頂く様全職員を動員してコート、応援席の整備に準備まんたん、プログラム通り十二チームの選手職員が親善籠球大会とマーク入りのタオルを鉢巻に全員開会式に参列、本村職員むつみ会長古堅氏の開会宣言、国旗掲揚とスポーツシーズン今年終幕を飾って、厳そかに流れる君が代でいよいよ大会気分を盛り上げ、秋空高くなびく日の丸に一堂が緊張、優勝カップの返還、北中城村長の挨拶で十時二十分開会式を閉じる十時三十分AB両コートで北中、勝連浦添、北谷の対戦で試合を開始、一堂に席した五つのテントから歓声が湧く、一際目立つ黄色い声斗志、愛嬌笑いの渦につつまれ乍ら激戦苦斗珍プレーも加わって試合は最高潮、トーナメントで結局北中城と具志川の間で優勝戦が行われ四十五対二十八のスコアで昨年に続いて北中城が連勝、再びカップは北中城チームへ贈られた。かくて五時三十分試合終了、陽もすっかり傾いた暮に日の丸が静かに降納されて閉会、本村サービスの高に気分をよくしメーターあげて終始楽しい雰囲気の中で、軽い足どりにクランクションを高らかに響かせて各村チーム会場を去った。

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