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1962年2月発行 読谷村だより / 2頁

◇毎月一日、十五日は交通安全日◇

◇毎月一日、十五日は交通安全日◇
 交通事情は、急激な車輌の増加に伴って、交通事故もまた、それに比例して、年々増加している。
 昨年の全琉の交通事故発生件数は
総発生件数 3,330件
その内死者 74人
負傷者 1,426人
1日平均すると 9.06件発生して
5日間に 1人が死亡し
負傷者1日に 3.9人
 かような実情により、警察本部において毎月一日と十五日を特に、交通安全日と決めて、警察当局及び交通安全協会員の協力を得てその日は公開取締り並びに歩行者の通行補導を実施することになりました。
 交通安全の問題は、単に車輌の運転者のみでは到底安全を保つことができるものでなく、また取締りについても、警察当局だけで充分果すことも無理である現状にかんがみ、広く大衆運動として全住民の交通道徳の高揚と、運転者の安全運転の厳守以外にないということから、一日と十五日の安全デーの日は、取締りというよりも、指導面により重点をおく方法がとられているようであります。
 なお、警察本部では、いままで交通事故発生件数を発生した地域別に分析した結果によって、比較的多く発生した地域を特に取締りを強化して交通の安全を保つために、その地域を「交通安全協力地域」と指定して、交通安全を図ることになっております。
 交通安全協力地域は次の表のとおり

※「交通安全協力地域」は表のため、原本参照。

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