読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1963年2月発行 読谷村だより / 3頁

第六回生改グループ実績発表会より(三)わが家の経済 生活改善実行グループについて

〔80号2ページの続き〕

段と楽となり、今更乍ら、計画農業のありがたさが身にしみ考えて働く事、家計収支の変化に生きがいを感じますと同時に家族の明るい笑顔を見る事が出来て私にとっては大きな成長でありました。
そうした生活を続ける為には家族全員が健康でなければなりませんので、グループの講習会等で普及員さんから食品の組合せから栄養知識と調理技術の指導を受けたおかげで農村の食生活が偏食に片寄っている事が分りましたので早速と宅地利用のそ菜作りにも工夫を加えまして食生活改善に力を入れる事が出来ました。
農家の時間生活は正直のところ余りにも無関心であって主婦の水吸み仕事も一日の生活時間から計算しますとバカにならないことで無駄な労力を費やしていることを痛切に感じました。私はそのことも家族と相談して宅地内に井戸も掘ってもらい非常に助かりました。これまで遠い所にいって水吸みをしていた時間も省く事が出事て炊事、洗たく、掃除等にも大変助かりましたのでその代りに子供の世話に充分と出来なかったこれまでの生活をそれからは身の廻りやその他にもどうやらその時間で割振りする事が出来てほんとに良かったと思っています。
私が家庭経済にも日常生活のすべての面でプラスになりました事は家族の理解力とグループの皆様の協力一致で活動が出来た事、更に部落の有志の方々に積極的な御協力と御援助をいただきました賜でございまして深く感謝に絶えない次第であります。

今後の方針として
 私の家庭経済について云える事は、今後も、もっと所得収入を増やし生活を豊にして時代を背負う子供達の教育の面に是が非でも人さま先に力を注ぎ家族全員が健康で近代生活の設計に足がかりとなる基盤を築くこと。
以上の問題に努力を続けると云うことは安定した家族経済を維持する事が出来て豊かで、明るい良りよき家庭造り、村造りが建設されるものと信じ、生活改善の具体策として力強く感じるものでございます。
なお皆様の中にはまだグループに加入されていない方はこれからでもどうぞ加入なされて新しい時代の生活の基盤を堅めて行こうではありませんか。

生活改善実行グループについて

1グループの名称 長浜グループ
2グループの所在地 読谷村字長浜区
3グループの構成
構成人員 計三○名
〃対象別 姑 主婦
〃年令別
三○代十五名 四○代十一名 五○代三名 六○代一名 平均年令 三六才
4グループになった年月日 一九五二年四月一日
5グループの出来た動機
婦人会の中でグループを結成して各家庭に起る衣食、住の問題並に家庭経済合理化などを打ち合し、知識、教養、技術講習の場を作ろうと云う教えからグループが結成された。
6グループの主な改善事項
家族経済の合理化、記帳生活、みそ、漬物各種 諸行事の改善、台所改善
7グループの改善が周囲へ及ぼした影響
家庭経済の合理化みそ作り漬物各種の一般家庭に普及、年中諸行事の改善

二、発表者について
1農業経営
畑 八四アール
田 一○アール
牛 一頭
豚 二頭
2グループ員になった年数又は係の種類、年令
一○年 書記 三二才
3家族構成
父、母、主人、本人、兄、弟二名 子供五名

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