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1964年4月発行 読谷村だより / 1頁

第3回議会定例会終る =63年度決算等を認定=

第3回議会定例会終る =63年度決算等を認定=
 本村議会(議長知花平良氏)第三回定例会が去る三月二十一日開会され六日間の会期をもって三月二十六日午後五時三十分閉会した。本議会は村長提案による一九六三年度才入才出決算の認定について外四件、議員提案の決議案四件、陳情一件を慎重審議それぞれ議決された。議決された案件は次のとおりとなっている。
議案第四号
 中部上水道工事請負契約について(原案可決)
議案第五号
 水道工事物品売買契約について(原案可決)
議案第六号
 財産取得について(原案可決)
議案第七号
 一九六四年度読谷村才入才出追加更正予算について(原案可決)
議案第八号
 一九六三年度読谷村才入才出決算認定について(原案承認)
決議第一号
 講話発効前の損失補償問題の早期解決方に関する要請決議について(原案可決)提出者知花平次郎、新垣秀吉、長浜真長各議員
決議第二号
 講話発効前の損失補償問題早期解決方推進に関する要請決議について(原案可決)提出者新垣秀吉、知花平次郎、幸喜文庫の各議員
決議第三号
 市外バスの路線変更に対する要請決議について(原案可決)提出者山城吾助、松田昌栄、宮城平得の各議員
決議第四号
落下傘演習による被害の補償及び演習地外での演習中止に関する要請決議について(原案可決)提出者漢那朝章、山城誠孝、知念政仁の各議員
陳情第一号
 組合出資に対する陳情について(不採択)
 なお村長提案について第四号、第五号議案は何れも中部水道工事(高志保喜名間)に関する請負契約についての議決で、工事請負契約は読谷共進会社代表の比嘉山三氏と資材の売買契約は那覇市字安里の琉金商事会社代表者呉屋秀夫氏と契約することになっている。六号議案の財産取得は現在役所敷地内に施設された旧農協の建物を車庫、倉庫その他事務室等に充当するため購入することになった。
追加更正予算(第四回)一○、○七四ドル
 今議会で議決された追加予算は才入才出とも一○、○七四ドルで才出の主なるものは、四款土木費の部落復興助成金が三、六六三ドル、徴税費二、二一六ドル(固定資産調査費用)財産費一、三○○ドル、社会及労働施設費に一、三八六ドル(読校球技場施設助成賞その他)役所費一、○二○ドル、産業経済費の四一七ドル等になっている。
これに対し才出面では使用料及手数料に四九○ドル、政府支出金七一ドル(補助金)繰越金で二、二四九ドル、雑収入が七、二六四ドルで現在の才入才出予算の合計額は二二二、五一八ドルとなっている。
 尚議案第八号ついては村民だよりに連載してある財政公表を参考にして下さい。

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