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1964年5月発行 読谷村だより / 1頁

七千四百ドルの消防車おめみえ

七千四百ドルの消防車おめみえ
 火災害は近代文化の発展経済力の伸長に伴い、益々増大するものと云われておりこれに伴う消防態勢も充分整わなければならない。然し現在自治消防と云われている本村の消防車は一九五○年政府から貸付けられたニッサン大型で、機械器具の性能も劣え、依然として旧態のままの現状であり火災発生に充分対処できずたまたま迷惑をかけていた
 村ではこの度消防施設整備促進法に基いて、政府の五○パーセント補助で三千立水槽付消防自動車を購入した。これはトヨタA-八○L型シャーシーに森田式高圧二段バランスタービンポンプを積載し、一般消火を目的として製作された消防車で現代消防にふさわしい機械器具を備え、予防消防につとめると共に火災害を最少限度にくいとめ村民の期待に添えるよう消防団員はりきっている。

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