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1965年1月発行 読谷村だより / 4頁

後記

後記
「戦後二十年」新聞記事、雑誌記事に数多く使われている言葉である。
ここに社会的変動の激しかった二十年を回顧、喜びも悲しみも幾年月、起伏曲折の多い人生航路を乗り越えて、終戦子も二十才に芽生え、慌しい才末の哀歓をよそえにそれぞれのモチーフを生かしてめでたく年越、希望の新春を迎えた。
巳年の上に一層自覚と反省を促し、躍進の一途を辿る新進気鋭の青年像、昨年は聖火の沖繩一周、オリンピック東京大会と感銘深い想い出を秘めて、世界のホープ坂井、円谷、神永、ショランダー、三宅の各選手、並びに日紡カイヅカの大松鬼監督に扮して名演技を披露した巳年生まれの若い衆大いにハッスルして正月気分をかもしだした。
この意気陽々とした若さと力が村民の福祉安寧の向上に寄与し、一九六五年が二万余村民の上に限りない繁栄と幸をもたらすよう祈念して止まない。

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