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1965年7月発行 読谷村だより / 1頁

米軍の落下演習事故 防止対策の経過報告

米軍の落下演習事故 防止対策の経過報告 
村長 池原昌徳

 去る六月十一日午後四時五〇分、読谷飛行場における米軍の投下演習中、パラシュートつきトレーラーが字親志部落内、棚原栄禄氏住家の横に落下し、栄禄さんの長女、隆子ちゃん(十才)が惨死するという、世にも恐ろしい事故が発生した。読谷飛行場に於ける落下演習は今までに数回に及んで事故を起し、その都度米軍当局に対し、善処法を要請すると共に、村議会においても抗議決議を行ない、米軍に対し強く演習中止方を訴えたのであるが、最近では予告なしの演習がひんぱんに行なわれ日夜心配していた矢先の出来事であった。何んとひどいことをするんだろう、人命まで奪うとはだいたい住民地域での貨物類の投下演習をするなんて、むちゃではないか、人権無視ではないか等村民はかんかんに怒ったのである。
たまたま六月十一日から二八日までの日程によって、開会された村議会は二日目の十二日、直ちに日程を変更して落下演習事故対策について協議会を開き、抗議文を採択審議した。午後二時から村議会、各区長、各学校長、教育委員、村青年会長、婦人会長を招集し、落下傘演習事故防止対策協議会を結成し下記議題について協議した。
一抗議文について
二直訴について
三村民大会について
四告別式について
 その結果、村長提案の抗議文を採択、これをひっさげて高等弁務官、空軍司令官、民政官に直訴すること村長、議長、教育委員長、喜名小学校長、青年会長、婦人会長を直訴代表に選び、その結果を見て更に対策協議会を開いて村民大会の開催を決めよう、告別式は村長と各学校長によって話合い、村と喜名小学校の共催で行うことを決めて当日の対策協議会は終了した

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