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1967年9月発行 読谷村だより / 2頁

普及員便り(3)

普及員便り(3) 
読谷村担当普及員 田場 典明
 前号までは農業を営む方々の基本的な心得を述べましたが、これから後は技術的な面に重きをおいて記すことにいたします。
 まず読谷村の土壌について述べてみたいと思います。農業をするには、第一に自分の畑の性質を知ることが最も重要なことであります。読谷村の土壌は主に島尻マージに属する珊瑚礁石灰岩土壌でアルカリ性が主でありますが、土壌を検定して見ますと、その内でも酸性土壌が多い事がわかりました。
殊に親志附近から以北になると、強酸性が多いのであります。このような土壌は土壌中のアルミナが酸にとかされて、それを作物が吸うと中毒を起して作物の生育を阻害してしまいます。このような酸性土壌は、炭カルを使用して矯正しなければなりません。
では、どのようにして、よい土壌にするかについて申しますと、左の表の通りに炭カル(農協で販売している)をまいて耕やせば中和するようになり良い土壌になります。
酸度の検定については、村経済課並に普及員に連絡していただけば検定してあげます。  ※肥料について
 作物の生育になくてはならない「肥料の三要素(窒素、燐酸加里)の使い方、に注意しなければなりません。」きびに施す肥料と、いもに施す肥料、そさいに施す肥料はそれぞれ違います。そさいの場合は、そさいであるからと言って同じやり方ではよい結果は得られません。各々三要素の施用量も違います。自分で単肥を買って(農協で販売)配合した方が理想的であります。このことについても直接村経済課職員並に普及員に御連絡なさって指導を受けて下さればよいと思います。
 ※そさいの種まきについて
 九月から秋まきそさいの種まき時期にはいります。この「村だより」が皆様の御手許に届く頃の種まきは次の通りとなっています。

※「たねまき」「炭カル反当施用量」は表のため、原本参照。

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