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1968年4月発行 読谷村だより / 2頁

もうかる農業は堆きゅう肥の増産から 今月は堆きゅう肥の増産月間です

もうかる農業は堆きゅう肥の増産から 今月は堆きゅう肥の増産月間です
 畜産なくして農業なし、と言われておりますが、言いかえると「推きゆう肥がなければ農業はなりたたない」ということである。
作物の増収は地方が豊かでなければならず、地力を豊かにするためには推きゆう肥をうんとほどこすことである。そのことは農家の皆さんは良くごぞんじのことですが、それでは推きゆう肥は作物に対してどのようなやくわりをはたしているかを申しあげたいと思います。
 推きゆう肥のやくわり
一、推きゆう肥を施すと土の団粒が出来やすいから、根の発育が良く、また水の供給もよいので、作物の生育上、大変効果がある。
二、作物の生育にとって、都合のよい微生物が増え、土の中の養分が作物に吸われやすい形にかわる。
三、推きゆう肥を施すと、土の性質がよくなる。粘質土壌では耕起しやすくなり砂質土壌では肥料分の流失を少なくする。また燐酸肥料は土に吸着される割合が少なくなるため、作物に利用されやすくなる。
四、推きゆう肥はいろいろの微量要素を全部含んでいるので微量要素欠乏の土地には大変効果がある。
五、推きゆう肥は窒素〇、五%位を含む遅効性肥料であるが、土の中にある肥料、特に窒素肥料を遅効性にする働きを持っている
 なお、本村のような保水力の乏しい土地には是非推きゆう肥を充分施すようにしましよう。先にも申しあげましたが、推きゆう肥を施すことによって、作物に対する水の供給が良くし、肥料養分の流失を防ぎ、土の性質をよくし、作物の生育をよくする。

※「自給肥料の成分量」は表のため、原本参照。

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