激増する事故の防止は正しい横断と安全運転で 春の交通安全運動終る
交通事故をなくし 住みよい社会を築こうと、春の交通安全運動が五月十一日から二十日までの十日間全琉いっせいに行なわれました。
この運動は、激増する交通事故防止の徹底を図り、とくに歩行者の交通事故をなくすることを目標として行なわれました。
一九六七年中おける全琉の交通事故は一一、四八九件となっています。そのうち死亡者が九八名、負傷者が二、四八四名となっている。これは一日に三二件の事故が発生し、四日に一名が死亡、一日に七名の負傷者を出していることになります。九八名の死亡のうち子供は三〇名、負傷者の二、四八四名のうち、五五八名が子供となっている。このような子供の事故を防止するためにも「正しい横断の励行」「路上あそびの禁止」「安全通学路の確保」「子供の交通安全教育」運転者への安全運転の呼びかけ」を村民一人一人がおしすすめなければならない。
昨年中に416件発生
前年より83件もふえる
嘉手納署管内の交通白書
嘉手納署はこのほど一九六七年中に発生した交通事故をまとめた、九七年中に嘉手納署管内で発生した交通事故は四一六件で(三三三件)六六年にくらべ八三件の増となっている( )内は昨年の数、これを内訳すると死亡事故八件で八人(九件で九人)負傷事故八四件で一一〇人(九二件で一二〇人)物損事故三二四件(二三二件)物損額五七、〇五六ドル(四九、二七六ドル)となっており、重点目標の人身事故の防止については一応目標に達成したが、物損事故件数、物損額とも増加している。
道路別に見ると、一号線が最も多く二三九件、ついで六号線が四八件、十六号線二二件、その他一〇七件となっている。一号線をさらに分けてみると砂辺からロータリ間が一二六件、ロータリーから喜名間八六件、喜名から多幸山間が二七件となっている。
四一六件の事故のうち人対車の事故が三〇八件、車単独の事故が六六件となっている。人身事故の九二件のうち四二件が人対車の事故である四二件の事故のうち歩行者に過失のない事故は六件で残りの三六件のうち歩行者が路上にとび出したための事故が二一件で過半数を占めている。また、三〇八件の車対車の事故のうち一一八件(三八、三%)が接近運転やわき見運転などの追突事故である。