軍用地料増額改定 1968年7月1日から
五年ごとに改定される軍用地料は、一九六八年七月一日から改定されます。
土地借賃評価委員(読谷村議会議長知花平良氏)の審議経過報告によると、各地目の上下はありますが、約二五パーセントから五〇パーセントの巾の増額になる見込みです。
軍用土地賃貸料決定と経過報告
(土地評価委員) 読谷村議会議長 知花平良
土地借賃評価委員会の借地料決定の経過と結果を本紙を通じて村民各位に御報告いたします。
※土地借賃安定法による委員の構成は、賃借人代表六人、賃貸人代表六人、学職経験者代表六人、計十八人の委員によって構成されております。この委員は立法院の承認によって行政主席が任命するようになり、去る六七年の七月一日付をもって任命されまして、私も中部地区並びに議長会を代表し委員に任命されました。なお、本会の委員長は久貝法務局長であります。
今回は、一九六八年七月一日から一九七三年六月三十日まで向う五ヶ年間の民間土地の最高借賃を軍用地賃貸料が決定されます。本委員会は昨年七月一日から現在まで約一ヶ年間調査、研究、審議の結果、民間土地の最高借地料が決定され又軍との折衝により軍用地賃貸料が決定されましたので、全琉の総額と本村関係の一部を御報告します。
※全琉の軍用地総面積
六三、一八五、四五〇、四一坪
一、耕地及び同種類の土地五八、一三三、一六一、六二坪
一、宅地及び同種類の土地二、三六四、八〇六、六五坪
一、那覇市
二、六八七、四八二、一四坪
※全琉の軍賃貸料総額
一現行軍用地料総額
六百五〇万弗
一、委員会改定要請額
一千四百三〇万弗
一、軍の決定総額
一千七万八千七百一七ドル五三仙。
※読谷村の軍用地総面積
六百九四万一千五百五坪
※その軍用地料
一、現行軍用地賃貸料
七六万九千三百七拾四ドル
一、委員会改定要求額
一百一八万八千六百五九ドル
一、軍の決定総額
一百一五万一千四百四九弗二拾六仙
※宅地の賃貸料の委員会の算定基準
土地評価、価格に年間金利の六分を基準にして五ヶ年間の物価上昇率を考慮して一一五%から一五〇%の範囲内で決定されたものである。
※田、畑、山林、原野、保安林、墓地、拝所などの軍用地賃貸料をこのように土地賃貸安定評価委員会は決定し、軍に折衝いたしました結果、軍は委員会の要求額を全面的に認め、このように決定されました。
向う五ヶ年間の民間賃貸料(借地料)最高額と軍用土地の賃貸料が決定されましたので報告します。
※「読谷村民間最高借貸表(甲表)」「読谷村軍用地料改定表」については、原本参照。
※田、畑、山林、原野、保安林、墓地、拝所の最高借賃は土地借賃安定法の第十二条に規定されいる田の三等地の最高借賃各市町村の田の平均総収入に百分の二十八を乗じて得た額とする。この規定によって反当り生産高に今回は一九六五年に立法された稲作振興法による琉球政府の島内生産米の買い上げ価格の二九仙を掛けた試算を認めて決定したものである。