九月 十月は人参栽培の適期です!!
読谷村の土壌の条件、その他、消費市場等の関係から、人参の産地づくりに努めています。
栽培技術指導においては、役所が具体的に指導しています。販売面は読谷農協が農連市場への共同出荷、沖園連への契約栽培も行ないますので栽培御希望の方は各字の区長さんに申込み下さい。役所、農協に御足労下さいまして、いろいろ御相談下されば幸に存じます
これから営野菜の時季でありますが人参のつくり方について、紹介します。
人参は欧州の原産で、ビタミンに富み、栄養豊富な野菜です。年間をとおして生産されますが、八月から、十月までは生産量が少ない時期です。
人参は冷涼な気候を好み、十五度から二十一度が栽培適温で最も作りやすい時期は十月です。奨励品種は、いろいろありますが一般市場向は新黒田五寸人参、沖園連への契約栽培品種は、ロングチャンテネー種です
人参は壌土や砂土に適します。よい人参をつくり出すには、畑をていねいに耕すことが大切であります。その整地が悪いと岐根が生じ商品価値が落ちますので整地は大切なことであります。肥料は基肥として一〇〇坪に完熟堆肥七〇〇キログラム、硫安十キログラム塩加九キログラムと土壌害虫防除のためヘプター粉剤一袋に土壌線虫駆除のためにネマナックス粒剤一袋を同時に畑全面にまいて耕耘し、それから二週間経過するとネマナックスが地中でガス状になっていますので耕耘してガスを抜きをします。ガス抜きをしないで作物を植えますと、被害を受けますので注意を要します
栽培管理面の主なことは
(イ)四尺の床をつくり、一尺五寸ごとにまき溝をつくり茎まきをします。
(ロ)種まきしますと種子がかくれる程度に霧土し、地がやか、モミガラで日覆してから灌水する。
(ハ)種まき後七~十日で発芽します。発芽したらモミガラの場合はそのままでよいが、地かやの場合は早めに取り除きます。
(ニ)一回目の追肥は本葉二~三枚出た頃間引きし、百坪当り硫安十キログラムと過石二キログランを混合して根からはなして施します。その場合、かるく土寄をする。
(ホ)二回目の追肥は発芽後四〇日目頃で百坪当り硫安百グラム、過石キログラムを根からはなして施し、中耕除草をしながら、間引もして四寸かんかくで残すようにする。又人参が青首にならないように土寄をする。
(ヘ)人参の害虫としては、キスジノミハムシ、ヨトウイシが主でマラソン、DDVP、エルサン等の農薬を使い、又病害は人参黒葉枯病黒班病にはマンゼイト、ウドンコ病にはカラセンをつかいます。
(ト)種まきしてから、八〇日~一〇〇日後に収穫できますが市場によって収穫は考えた方がよい。