読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1971年7月発行 広報よみたん / 5頁

水利組合結成 かんがい第一期完成-渡具知・古堅-

水利組合結成 かんがい第一期完成 -渡具知・古堅-
 去る七月一五日南部農業用水利組合(知名定雄組合長)の渡具知、古堅の黙認耕作地内への灌漑施設第一期工事完成をみた。
 この施設は、古堅ガーから取水、渡具知棚内の耕地を灌漑するというもので、村から二〇〇〇ドルの補助金、組合負担約三〇〇〇ドルで行われた。第二期工事は、軍用地内のため、現在、村が交渉中ですが、その許可があり次第着工する予定です。同地域内は、そ菜や、スイカ等が主な栽培作目ですので、水の問題が一番なやみのタネ。何とか、解決しようと努力したが力の弱い各々の農家ではダメ、結局、朝の四時五時頃から、多幸山の砂良ガーや古堅渡具知の井戸から水を汲み撒水するという方法、これでは、その労力が大変、もっと合理的で能率的に出来ないものかと考え水利組合を結成し皆の力で解決しようというもの。第一期工事は、古堅ゲート前までですが、それでも大変助かりますと農家はよろこんでいました。
 しかし、基本的には、完全な施設がないと、農業は発展しませんので、村の農業政策の強化を訴える声が強かった。
 このように、南部水利組合の影響は、全村に波及楚南部落でも、暗川から農業用水をくみあげようと、全区民が協同作業で井戸さらいを行っていました。
 本村、特に南部一帯の耕地は、旱用地のため、思いきった農業施設が出来ず大きな障害となっていますが、今回の南部水利組合方の成果によって、農政も大きく変わるものと思われます。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。