読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1972年7月発行 広報よみたん / 5頁

読谷村教育長に 宮城伝三郎氏

読谷村教育長に 宮城伝三郎氏
 読谷村の皆さんに御あいさつを申し上げます。
 私五月十五日付けで読谷村教育委員会から、教育長に任命されました。過去に於いて渡慶次初等学校長として又古堅小中学校長として村民の皆様に大変お世話になりました。又中部連合区教育委員会の教育次長や教育長としての八ヶ年間の在職中にも何かにつけて郷土の皆様から温い御助言や御協力をいただき、ほんとに心からお世話になりました。此の度復帰と共に本土法が施行されまして、はからずも郷里の教育長に任命されましたので議会の方々や村内各学校並びに村民皆様の御協力の下に村教育発展のために微力ではありますが全精神を打ち込んで精進したいと思います。次の世代を担う子供等の幸の為めに又村教育振興の為めに村民の皆様と共に頑張りたいと思います。
 次に本土法施行による教育委員会や教育長について概略を述べさせていただきます。
※沖縄県教育委員会と県教育長について
 復帰と共に本土の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」が施行されましたので沖縄百万県民がこれまで馴んできました民主的(公選制)沖縄の教育委員会法は廃止になり根本から教育委員会法が変りました。すなわち教育委員の直接村民による選挙は無くなりました、そして現在の中央教育委員は沖縄県教育委員会の教育委員となりました。これは臨時処置として十一人の中央教育委員がそのまま今年の十二月三十一日まで沖縄県教育委員会の教育委員として職務を行いますが来年一月一日には沖縄県知事が県議会の同意を得て任命します。教育委員の数も五人となります。
 又文教局が廃止され沖縄県教育庁が置かれました。教育庁には執行の最高責任者として県教育長が任命されました。県教育長は文部大臣の承認を得て県教育委員が任命します。
※市町村教育委員と市町村教育長について。
 区教育委員会は廃止されて市町村教育委員会が誕生致しました。臨時処置として来年の三月三十一日までは現在の区教育委員がそのまま市町村教育委員としての職務を行うことになっています。来年四月一日には市町村長が市町村議会の同意を得て任命します。市町村教育委員会の委員数は普通五人ですが市町村条例で定めると三人にすることもできます。任期は四年であります。
 市町村教育委員会には教育庁を置くことになっています。市町村教育長は教育委員の中から県教育委員会の承認を得て市町村教育委員会が任命します。但し臨時処置として来年三月三十一日までは教育委員以外からも同様の手続きを経て教育長を任命することができるようになっています。教育庁の任務は教育委員会の指揮監督の下に教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどることになっています。そして教育委員会のすべての議会に出席して議事について助言することにもなっています。又教育委員会事務局の事務を統括し、所属職員を指揮監督することも教育庁の任務であります。

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