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1973年5月発行 広報よみたん / 2頁

厚生文化都市をめざす 昭和48年度施政方針 村長古堅宗光

厚生文化都市をめざす 昭和48年度施政方針 村長 古堅宗光

(1)はじめに
 昨年五月十五日、復帰の日から数えて新らしい法律、制度に基づく事務の習得と制度移行措置等で、実にあわただしい一年でありましたが、村の事務と事業の執行は、村民に深い御理解とご協力ならびに議員の努力によって大方の事業が計画どうり行なわれてまいりました。すなわち、
(一)、村道高志保~長浜線改良及び舗装工事。
(二)、渡慶次~儀間線舗装工事。
(三)、座喜味線改良及び舗装工事。
(四)、渡慶次小学校校舎建築工事等、四つの事業が完成し
(イ)、村道渡慶次~波平線改良工事
(ロ)、漁港関連道改良および舗装工事
(ハ)、読谷中学校校舎改築工事。
(ニ)、古堅中学校屋内体育館新築工事。
(ホ)、古堅地内排水工事。
(ヘ)、楚辺地内50%補助排水工事。
(ト)、儀間地内50%排水工事
(チ)、伊良皆地内50%道路改良舗装工事。
 等八つの事業が間もなく竣工、若しくは施工中であります。この事業実施にあたりましては、村議会のご協力はもちろんのこと、地域住民のご理解とご協力、特に関係地主および地域有志のご協力がなければ到底できるものではありません、この機会にご理解とご協力を下さいました関係者各位に対しまして、衷心から感謝申し上げます。
 さらに、特筆いたしますと、復帰とともに児童手当が施行されたことと、また今年の一月一日を期して待望の国民健康保険の実現を見たこと、七〇才以上の老人の医療費無料制度が確立したこと、建築について、都市計画法に基づき、建築基準法の確認を受けること、さらに農地法の完全施行によって、今年十月一日から村の農業委員会が発足して農地法が全面的に適用されたことでありますがこれら画期的な制度をはじめ、多種多様な事務はおな、習得研鑚を要するものもあり、また、村民に充分理解されない部面等、周知徹底を欠いている点もありますので、事務執行の充実強化を図るとともに、広く村民へのご理解を深め村民福祉向上に努力する所存であります。 
(2)住みよい村づくり
 なお、村政運営の基本方針は、村民のしあわせを追求することであります。村の振興開発の基本目標は、厚生文化都市を目指した『住みよい村(誰もが住んでみたいと思う環境の良い村)づくり』であります。以下『住み良い村』づくりのために編成いたしました昭和四八年度予算案の概要についてご説明申し上げます。

(3)生活環境の整備
 生活環境の整備は、「住み良い村づくり」の基盤整備であります。従いましてより快適な暮し、より文化的生活の向上を目指して最重点施策として、
(一)、村道を新らしく認定し、村道改良及び舗装工事。
(二)断水がちの不良水道地域の改良と地域開発を推進するため、本道の送配水管布設工事。 (三)、ゴミ、し尿等の衛生的完全処理施設(衛生公園)の基本計画、実施計画。
(四)座喜味城公園の整備、等の事業を実施する計画であります。

(4)村民福祉の充実
 村民が健康でかつ明るく健全な地域社会を、また村民が安心して暮らせる地域社会を築くため (一)国民年金および国民健康保険の完全加入と適切な運営。
(二)、老人、児童、母子福祉等、その他福祉事業の充実
(三)、治療よりも先ず予防を重点に、予防接種、検診および保健衛生知識の普及。
(四)、村民の生命、財産を守り、不慮の事故や、急患の救急業務等、村民の安らかな生活に備えるため、消防団(救急業務も含む)の増員強化と消防庁舎新築。
(五)、犯罪をなくして明るい村を築くため、全村の防犯灯の電灯料金を村の費用とする。
(六)、以上の主要施策およびその他福祉施設を充実するため新たに厚生課を設けると共に公衆衛生看護婦を設置する。
 等村民福祉の充実を図る計画であります。

※写真「舗装された長浜~高志保線の村道」は原本参照

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