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1973年8月発行 広報よみたん / 3頁

第六回婦人主張大会から 進んで子宮ガン検診を受けよう 比謝矼婦人会 比嘉好子

第六回婦人主張大会から 
進んで子宮ガン検診を受けよう 比謝矼婦人会 比嘉好子
(先月号からつづく)
 ああ、私は実に運がよかった。もし検診を受けていなければどうなっていたことやら、心もだんだん落着き始め、あくる日、夫や妹夫婦に伴なわれ入院いたしました。
 一週間にわたる内蔵の精密検査や輸血用の血液一六〇〇CCの準催も終いよいよ九月二十八日の手術の日を迎えたのです。その時から医師にすべてをまかしたという安心感が恐怖もなくなり、気軽に手術台にのれました。後で聞いたのですが病室に帰ったのが午後四時過ぎだったようでやはり「ガン」という手術で長時間かかったようです。
 麻酔からさめたらもう痛くて痛くてたまりません。いろいろな注射が次から次へとうたれます。主人は「好子本当によかった。主治医の先生が早期発見で何所にも転移は見られなかった一〇〇パーセント大丈夫、再発の心配はなく手術は成功したぞ、安心するんだ」。というのです。
私の目から涙が流れました。私は過ぎ去った検診の日から今日までの不安なおも苦しかった日々が走馬燈のように思い出したのです。
 医師や看護婦の手厚い処置と看護、家族、親戚、友人、同僚の限りない励ましと指導で日々よくなりました。手術後三十日で退院することができました。
 今は二ヶ月に一回通院して治療を受けておりますがこの療養生活中痛感することは、女性特有の悪病子宮ガンは、早期発見して適切な処置を受けれは決して恐くないということです。
 私の場合、幸にも第一期で早期発見と言えるしもし八月のガン検診を受けなかったら今頃はとり返しのつかない程になっていたのではないでしょうか。
 早期発見して下さった婦連のガン検診に対して感謝の念でいっぱいです。
 読谷村では検診車購入当時の会員数が二、九七四人おり、その会員中去年四七年五月から今年四八年の三月までに五五一人しかガン検診は受けていません。
 その五五一人から四人がガンと診断され、全員が手術の結果、回復に向っております。これは受診者の〇、八パーセントに当ります。全国のガン発見率も〇、八パーセントであります。
 私の体験を述べるまでもなくガンは病気が病気だけに患者本人の苦しみはもちろんの事、その家族を不幸のどん底に叩き込み、時には経済的に家庭を破かいする恐ろしい病気でもあります。 私達は、このような不幸をなくし楽しい豊かな家庭を築く婦人のつとめとしてあるいは義務としてガン検診を受けるべきです。検診は開業医でも受けられますが幸い私達の婦連による検診が定期的に行なわれていますのでこれを充分にかつようすべきでしょう。
 わたしは声を大にして叫びます。「婦連の皆さん自分の健康管理のためにも楽しい豊かな家庭生活を築くためにも憶することなく恥じることなく、年二回か、年一回の子宮ガン定期検診を受けようではありませんか。

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