読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1975年12月発行 広報よみたん / 15頁

郷土の民具 クルマボー(その3)

郷土の民具 クルマボー(その3)
読谷村では一般にクルマボーと呼んでいる。車棒の意味で、クルマと称する軸に親と子の長短の棒をとりつけて、回転させて用いることからそう呼ばれている。ときには、その主な用途からマーミウチャボー(豆打ち棒)と呼ぶ。用途は大豆や麦をたたき脱穀するのに用いる。読谷村ではつい最近まで盛んに使用されていた。現在でも保管している家は少なくない。構造と各部の名称は図のようになっており比較的簡単であるので自分たちで製作することが出来、購入するということはない。材料は小木を利用している。
 クヮ(子)(ボーヌティともいう)は堅い木でアリクかクルボー等を使用する。長さ一五〇㎝~一七六㎝ぐらい。太さは直径二~三㎝。根本の方で豆等を打つようにし先の方を結ぶ。ウヤ(親)はクルマを通す円い穴をあけるので松などの軟い木を用いる。クルマは一番堅い木でギキチャー等を用いる。長さは一六~二二㎝。太さは直径二㎝ぐらい。親の方にはすべり落ちないように帽子を残す。子の方はウーファできつく結えつける。ウーファも堅い木で長さ一五~二四㎝、太さ二㎝ぐらい。結ぶのはシュロ縄がよい。針がねですると子がおれるおそれがある。

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