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1975年12月発行 広報よみたん / 19頁

米寿を祝い、村社協に十万円寄附 -宇座出身・當山カマド翁-

米寿を祝い、村社協に十万円寄附 -宇座出身・當山カマド翁-
 字宇座出身の嘉手納良正氏は、先に村社会福祉協議会を訪ずれ、母堂、当山カマド翁のトーカチ(米寿)を祝って「村社会福祉のために役立ててほしい」と金十万円を寄付しました。また、出身区の宇座区にも金五万円を寄附し、それぞれの関係者から喜ばれています。
 当山カマド翁は、明治二〇年七月十二日生、当年八十八才で去る九月十三日トーカチ(米寿)をお祝した一人。
 カマドばあさんは、ウザンチュ(宇座人)に見られる天性の明るさがあり、となり近所の人気者。道行く人達にも愛想よく語りかける。また、話しかけると一日中でもしゃべりまくる「おしゃべりばあさん」だ。「脚・腰・耳・目」はいたっね頑丈でまだ七十才台にしか見えない若々しさ。屋上の階段にもヒョイヒョイとかけのぼり、身内をいつもハラハラさせる元気なばあさんです。三年前までは一人で残波の里まで足をのばし野良仕事をしていたとのこと、今でも許可さえあれば畑仕事をしたい、残波の潮風をあびたいと、家にいるのが退屈そう。
 カマド翁の長寿の秘訣は何でも良く食べ、良く笑うこと。・・・とくにフーチバージューシイが大好物であるそうな。また、テレビ番組も良く見る。とくにお昼のメロドラマが大好で、この時間はばあさん専用となり、孫たちにもチャンネルをゆずらないとのこと。その時のカマド翁の目は若々しく輝き、先立たれたおじいさんとの若い頃の恋を回想しているかに思える。
 とかく、カマド翁は元気そのもので、いつもきちんとした洋服を身につけ、髪をきれいにとき、時おり白髪を気にしているらしく「黒く染めようかしら」などと茶目くおしゃれなばあさんだ。

※写真「当山カマド翁」は原本参照

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