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1976年2月発行 広報よみたん / 9頁

見事な消火訓練を披露 -村消防出初め式-

見事な消火訓練を披露 -村消防出初め式-
 昭和五一年の年頭をかざる村消防本部恒例の出初め式が一月六日に行なわれた。
 この日の朝六時きびしい寒さの中、知花行雄消防長以下三十一名の団員に払暁招集がかけられ、まだ夜の明けきらぬ中、全員勢ぞろいした中で山内村長、知花消防長の訓辞を受けた。
 そのあと、火災〇をめざす祈願パレードを村内くまなく巡回し村民に火災に対する認識を新たにするよう呼びかけた。
 引き継ぎ午後二時から読谷小学校グラウンドにおいて、恐ろしい火災から村民を守る決意も新たに日ごろの訓練の成果を披露した。
 会場には村当局、村議会議員、各字公民館長等多数が列席する中で、まず、山内村長、知花消防長による服装点検がはじまり団員の整然とした隊列の中を服装の状況等を逐次点検し巡礼した。
 礼式披露では山内一夫指令補指揮のもとで全団員が一糸乱れず足も軽やかに左右に縦横にきびきびした礼式披露が行なわれ参列者から拍手喝采を受けていた。
 また、ポンプ操法においては限られた時間内に団員の一致協力、迅速な行動力で実践さながらみごとな消火訓練を披露していた。
訓練最終を飾る着色放水披露は三台の消防車に緑、ピンクと色あざやかに着色された放水が開始され、実践さながらの消火訓練披露の幕を閉じた。
 そのあと場所を農協ホールに移し防災祈願式典を行なった。その中で、十年勤続消防団員として新城真栄団員が表彰された。また、楚辺出身の桃原明人君(古小六年生)には人命救助にあたっての表彰がなされた。
 尚、村消防本部がまとめた昨年一年間の村内での火災発生状況調べでは、火災発生件数七九件。種類別に見ると原野火災が五七件と全体の七二%を占めているその外、建物六件、材木三件、車両四件、その他九件となり、これらの損害額は二千一百三十四万円にも達している。
 出火別原因として一番多いのは、火入れの失火二八件、タバコの投げすて十件放火の疑い八件、ガスコンロのつけ忘れ四件、子供の火遊び三件、不明、その他二六件となっている。

※写真「見事な消火訓練を披露する村消防団」は原本参照

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