読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1976年6月発行 広報よみたん / 4頁

カメラルポ セリ市開設で活気づく都屋漁港 -近代漁業で漁獲も倍増-

カメラルポ セリ市開設で活気づく都屋漁港
-近代漁業で漁獲も倍増-

※サー寄っていらっしゃい買っていらっしゃい、グルクン、ミーバイ、タマン、イラブチャー何んでもござれ!サー買った!買った!
 いせいの良い声が高らかに飛びかう。千円!・・・千五円!と値はつりあがる。アタリ!千五〇円!古堅宗和組合長の手がサッとおりセリ値成立。-これは読谷漁港におけるセリ市風景で、鮮度を売り物とする同漁協のセリ市は連日高値つづきで活況を見せている。
 同漁協のセリ市は毎朝九時から開設され、村内外から二〇名近い仲買人が参加し活発なセリ市が展開される。一日平均三五〇kgの鮮度の高い魚がセリ市に出され、残るものは一匹たりともなく獲れば売れる漁師の顔はいつもエビス顔。-
 同漁協のセリ市開設は三月前。今では完全に軌道にのり、活況を呈す。
 これまで水揚げされた魚は仲買人の訪ずれるのを待って相対売。その関係で時間的ロス、鮮度の低下がめだち、大漁しても売れ残ることもあり、漁師の操業意欲は今一つ盛り上がりに欠けていた。
 その中で「集出荷販売体制の確立」をと漁師の強い要望がありセリ市は開設された。今では、水揚すればすべて売れるとあって漁師の操業意欲は日ましに高まっています。

※大型急速冷蔵庫二基、日産三トンの製氷器を設置した近代的な庁舎。
 読谷漁協は昭和四九年に嘉手納漁協と合併、諸制度の適用を受け年々めざましい発展をとげている。
 現在組合員二〇五名、専業漁家六五世帯である。
 また、信用事業も行なわれ貯蓄現在高二億円、今年度目標を三億円に設定し、役職員・組合員一丸となって目標達成に取り組んでいる。

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