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1976年12月発行 広報よみたん / 6頁

堆肥を生産し農作物の増産を図ろう-字波平区で堆肥審査-

堆肥を生産し農作物の増産を図ろう ー字波平区で堆肥審査ー
 「堆肥を生産し農作物の増収をはかろう」。とのねらいで字波平区(上地宗孝区長)では、去る十一月十四日これまで中断していた堆肥生産審査を実施した。
 この日の審査には、一五三戸の農家の内、一〇八戸の農家が堆肥を生産し審査を受けた。その結果、比嘉幸成氏が約六トンを生産し今回の優等に輝いた。
 同区の農家では七年前まで盛んに堆肥を生産し、中には一農家で七〇トン余の生産量を誇る農家も見られたが、かつての高度経済成長のあおりで離農者が多く以来堆肥の生産量は減少し審査も中断を余儀なくされていた。その結果、金肥にたよりすぎた畑は年々農作物の生産量は減少し、農家の生産意欲を欠く結果となっていた。その中で、近年の農業みなおし論が渦まく中、尊農精神をよび戻そうと、村経済課の指導のもとに今度の復活堆肥審査となったものです。今期は原料不足にたたり、ひところの活気は見られなかったが、春期は、かなりの増産が見込まれるものと公民館関係者は期待していた。
 また、役場経済課でも堆肥の増産を奨励し、有機質肥料の重要性を盛んに説いている。この実証を波平区の知花亀次郎さんが示し、知花さんの畑は常に堆肥を多量につぎ込んでいて、去る十一月二十一日に実施された同区のいも坪堀審査で一坪当り三五㎏というかなりの生産量をあげ、今、波平区の話題となっている。知花さんも「農業はまず土づくりから」。と堆肥がいかに重要なものであるかを説いていました。

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