出初め式 「村民の財産を守ろう」 みごとな消火訓練を披露
「村民の財産を守ろう」ーと昭和五三年の年頭を飾る村消防本部恒例の出初め式が一月六日に行われた。
出初め式は防災祈願する年頭の恒例行事。この日の朝八時三〇分伊波宗盛消防長以下四二名の消防士、消防団員が勢ぞろいした中で火災ゼロをめざす祈願パレードを行ない、村民に火災に対する認識を新たにするよう呼びかけた。
引き続き、午后一時から読谷飛行場内において恐ろしい火災から村民の財産を守る決意も新たに日頃の防災訓練の成果を披露した。
会場には、多数の来賓が見守る中で、まず、山内村長、伊波消防長、知花消防団長等が、整然とした隊列の中を服装の状況等を点検し巡礼した。
そのあと礼式披露に移り山内一夫司令補のもとで全団員が一糸乱れぬ、足も軽やかに左右に、縦横にきびきびした礼式披露が行われ、参列者から拍手喝采を受けていた。
また、ポンプ操法においては、限られた時間内において団員の一致協力、かつ迅速な行動力による実践さながら見事な消火訓練が披露された。
尚、村消防本部がまとめた昨年一年間、村内で発生した火災状況調べによると、火災発生件数は七十一件となっている。これを種類別に見ると原野火災が最も多く二九件。建物火災十一件。車輌火災四件。その他二十七件となっている。これらの損害額は七千三百七十二万九千円にも達している。原因別では、火入れの失火、子供の火あそび等による火災が多く、火の元には充分注意するよう、村消防本部では広くよびかけています。
(写真)みごとな消火訓練を披露した村消防本部恒例の出初め式。
※写真は原本参照