読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1983年5月発行 広報よみたん / 6頁

さとうきび搬出 異常気象に手こずる 生産高は二万六千トン

さとうきび搬出 異常気象に手こずる 生産高は二万六千トン
 読谷村農協(松田善康組合長)は去る四月十六日午後四時から農協ホールにおいて昭和五七年期~五八年期のさとうきび搬出終了に伴って、ウージマンサングワー(祝満産)を開きました。満産祝は今期さとうきび搬出の無事終了を祝うとともに、来期の増産を祈願して開かれたものです。
 満産祝にはキビ作農家をはじめ多くの関係者が出席して開かれました。席上、松田善康組合長は「搬出期間中は雨続きに見舞われながらも指定期日搬出にご協力いただき、大変ありがとうございました。来期も増産をめざし頑張って下さい」とねぎらいのことばを述べていました。搬出実績報告のあと、十名の多収穫生産農家が表彰されました。
 今期さとうきび搬出実績によると、生産高は二万六千四百四トンです。これは前期に比べ六百七十八トン増加し二・六%の伸び率になっています。今期は気象条件にもめぐまれ、かなりの増収を期待されましたが当初生産予想高よりも一千六百トンを下廻る結果になり、思う程の生産にこと足りませんでした。
 つぎにキビ作農家の状況についてみると、村内では年ごと減少傾向にあります。ちなみに、今期のキビ生産農家は一〇二六農家で、これを十五年前の昭和四三年期に比べると、約五〇%の減少率になっています。昭和五〇年期には七五〇戸という減少値をマークいたしましたが、以後農業の見直しが進むなかで、昭和五四年期には一千戸台にまで回復をしています。
 作付面積についてみると今期は十三万三千坪で、十年前の昭和四八年に比べると、約二倍増の作付面積になっています。作付面積十万坪突破は昭和五三年期以来つづいています。
 つぎに今期の部落別生産高状況は、波平、座喜味、宇座が三千トン生産をマークいたしました。伸び率では渡具知の九〇%を主に、楚辺の三九%、渡具知では土地改良地区における本格的なキビ増産体制に入ったのが驚異的な伸び率を見せる結果になりました。

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