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するデモ隊は、「グリーンベレー帰れ」「悪魔の殺し屋帰れ」と口々に叫び、怒りのこぶしを夜空高く突きあげ、シコプレヒコールを連呼して気勢をあげました。
政治の世界で大きく論議されている一連の動き、ひところの米軍の強行な姿勢は幾分弱まったものの、予断を許さない緊迫した状態は続いています。ことにグリーンベレーは八月配備に向けて、静かに潜行しつつあり、一連の動きは、私たち村民にとって生命と生活権を守る闘いであり、一歩もあとに引けないものです。
県民ぐるみの大会は、米軍の出方次第では今後も引き続き開かれるものと予想されます。私たち村民は、自らの生命と財産を守る闘いから、今後の大会にも積極的に参加しましょう。
横着な少年兵立看壊し御用!!
「オレの友だちはグリーンベレーだ」-村民が立てた立看板をつぎつぎ壊そうとする、熱り立つ米軍少年兵、ヤンキー気質をさらけ出し、占領意識を丸出しにした横着な暴れん坊少年兵が、村民に取り押えられ嘉手納署に突き出された。
問題の米兵はトリーステーション所属、事件は去る四月二〇日午後三時過ぎ、県道六号線古堅小学校入口で発生。被害に遭った立看は読谷農協労が立てた細長い看板。まっぷたつに壊したあと、次の目標、区長会が立てようとする立看板をめざし、スタスタと歩み寄る少年兵。その場に遭遇した喜瀬朝栄、比嘉正善、山内清高の区長会三役。一瞬「スツツ一大事!」と恐々あとずさりしたとか。だがさすが区長会の強者たち、「何事だ!」と、熱り立つ少年兵を取り押え、巡視中のパトカーに身柄を引き継いだ。
この日は折りしもグリーンベレー・トマホーク配備反対県民総決起大会が開かれる日、いつになく交通量は多く、一時交通混雑を招くほど緊張した場をつくっていた。ことの重大さを知った少年兵、顔面蒼日まるで塩をふりかけられたナメクジのようにシュンと押し黙り、パトカーで連行され一件落着。それにしてもあきれた米兵がいたものだ。
※写真「悪魔の部隊出て行け!シュプレヒコールを連呼する大会参加者」、「取調べを受ける暴れん坊米少年兵」は原本参照