読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1985年7月発行 広報よみたん / 5頁

大人の油断が事故を呼ぶ-水と花火を安全に- 水の事故 夏は交通事故より恐い 花火の事故 原料は火薬です

大人の油断が事故を呼ぶ-水と花火を安全に-
 夏になると、昼間は水泳夜は花火を楽しむお子さんも多いことでしょう。
 どちらも夏とは切っても切れない緑のあるものですが、ちょっと親が油断をすると事故につながるということを忘れないで下さい。
 子供達に夏を楽しく安全に過ごさせるために、保護者や大人がよほど注意をしなくてはなりません。
 昨年の夏、水の事故で死亡したり行方不明になった子供は全国で三百三人でした。この時期に交通事故で死亡した子供は二百二人、交通事故もさることながら、夏はそれ以上に水の事故が多発します。
 子供の水難事故の六割は保護者がそばにいない時に起こっています。また全体の七割は波の荒い海など危険な場所での事故です。
-大人の注意力が事故を防ぐ-
 子供達を水の犠牲者にしないために保護者や大人の責任は重大です。
 子供達だけで水泳や水遊びに行かせない。行く時は保護者や大人が必ず同伴する。特に幼児がいる場合は常に目を離さない。天候の悪い時や、波の荒い時は次の機会にする。など細心の注意が必要です。
-泳ぐ前に-
○食後すぐ泳ぐのは体によくありません、少なくとも二時間くらいたってから泳ぎましょう。
○女の子の場合、水着はできるだけ競泳用のものをすすめます。ヒラヒラのついた水着は思わぬところにひっかけたりするので危険です。
○泳ぐ前にシャワーを頭からたっぷりあび、冷たい水に体をならしてください。
○準備運動には、少なくとも五分はかけ、手足の筋肉や関節を柔らかくしてから泳ぎましょう。
○小学生の場合、一回の泳ぐ時間は十五分~二十分ぐらいが限度です。くちびるがまつ青になるまで泳ぐのは要注意です。
○水深をよく確めて、胸のあたりの深さで泳ぐようにしましよう。
○水泳中に手足のけいれんを起こした場合、こどもを水から引き上げ、ゆっくり時間をかけてマッサージしてください。
○海水浴の前日は、こどもたちは興奮してなかなか眠らないものです。睡眠不足にならないよう気をつけましょう。
○日帰りで海水浴に出かける場合、朝が早いと、朝食も食べずに出かけることがありますが、体によくありません。朝食はキチンと食べてから出かけましょう。

花火の事故 原料は火薬です
 夏の夜、庭先での花火はむし暑さを忘れさせてくれるものです。しかし、家庭で手軽に扱っている花火も原料は「火薬」です。ちょっと間違った扱い方をすれば、火事ややけどなど思わぬ事故にもなりかねません。
 花火で遊ぶときは必ず次のことに注意しましょう。
1.場所選び
 空を飛んだり、火花が吹き出す花火で遊ぶときは、広い場所を選んでやりましょう。住宅の密集した場所だと火の粉が屋根に落ちたり、周りの板壁に飛んだりして火事になることがあります。
 特に近くに紙くずや枯木など燃えやすいものがないか、よく確めてください。また、風の強いときなどは花火をやめましょう。
2.大人も一緒に
 子供だけで花火をしていると、万一紙くずに火が燃え移っても適切な措置がとれなかったり、服に火が着いてやけどをすることがあります。花火をするときには必ず大人が付き添いましょう。
3.説明書きは必ず読む
 花火に火をつける前には必ず説明書きを読みましょう。花火には、それぞれ使い方があります。同じような形をしていても、手に持って楽しめるものと、地面に立てなければ危険なものがあります。
 また、花火をほぐしたり数本まとめて火をつけたりすると大変危険です。
4.近くに水の入ったバケツを置く
 花火の燃えがらを確実に消すには水が一番です。そのために水を入れたバケツを用意し、燃えつきた花火やマッチは必ずこの中に入れましょう。万一、紙くずに火が移ったとしても、この水をかければ直ちに消すことができます。

※写真「楽しい夏の海も危険がいっぱい」は原本参照

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