広げよう交通安全の輪 夏の交通安全県民運動7月20日~7月30日 死者の八割が十代と二十代 自動二輪車の死亡事故急増 ドライバーの方へ 子供の特性を知り交通事故を防ごう お年寄りの事故
広げよう交通安全の輪 夏の交通安全県民運動7月20日~7月30日
夏は暑さからくる心身の疲労に加え、マイカーによる行楽の機会も多くなり交通事故が多発する傾向にあります。ドライバーはもちろんのこと、歩行者も交通ルールやマナーをよく守ることが交通事故防止につながるものです。
今年もまた、七月二〇日から七月三〇日まで夏の交通安全県民運動が展開されます。交通事故は、被害者、加害者、双方にとって悲惨なものです。運動期間中だけでなく、生命の尊さを忘れることなく、交通事故の防止に努力しましょう。
=運動の重点=
一、シートベルト、ヘルメット着用の推進
二、交通三悪(特に暴走運転)
三、二輪車(特に若年者)の交通事故防止
四、子どもと老人の交通事故防止
死者の八割が十代と二十代 自動二輪車の死亡事故急増
最近の交通事故状況の中で、特に目立つのは自動二輪車の死亡事故です。
自動車に比べ、ただでさえ危険のある自動二輪車の暴走運転は無謀な自殺行為ともいえるのです。
-死の確率は自動車の四・五倍-
自動二輪車の台数当たりの死亡事故発生率を他の乗物と比べてみると、自動二輪車乗車中の死に至る確率は、自動車の約四・五倍、ミニバイク(原付自転車)の約四・七倍です。
昨年の自動二輪車の死亡事故の内容を見てみると、死者の約八割が十六歳から二十九歳までの若者で占められています。また死亡事故の直接原因となった違反別死亡事故件数を見てみると、自動二輪車の場合、スピード違反による死亡事故が全体の五二・一%ときわめて多いことが分かります。
二輪車は、自動車と異なり、安定性に欠け、ドライバーは常に身体を露出しているので転倒した場合などそれだけ死に至る危険性が高いといえます。
自動二輪車は、一つ間違えば生命にかかわる乗り物であることを肝に命じて安全運転を心がけてください。
-ヘルメットは必ずかぶる-
二輪車乗車時の死亡事故の約七割は頭部の損傷が致命傷となっています。二輪車に乗るときは必ず、SマークかJISマークのついたヘルメットをかぶりましょう。
ドライバーの方へ 子供の行動特性を知り交通事故を防ごう
子供を交通事故から守るにはドライバー一人一人の注意と協力が何よりも必要です。
子供の行動特性を知り、運転中、子供の姿を見かけたら十分ご注意ください。
-子供の行動特性-
ボールが道路に転がり出すと、つい走り出してしまうというように、子供は一つのことに無中になると周りのものが目に入らなくなります。又、手を上げると車は必ぜ止まるというように物事を単純に理解しがちです。
そこで、次のことにぜひ注意してください。
・住宅地や裏通りでは子供の飛び出しが多いので、スピードは控めに、子供の交通事故で一番多いのが、この”飛び出し”です。
・スクール`ゾーンでは細心の注意を払い、通園バスなどのそばを通り抜けるときは、必ず徐行して安全確認をしてください。
・車を発進させたり、後退するときは、周囲に子供がいないかどうか確認をしてください。
・左折するときは、左側に自転車に乗った子供や、歩行者がいないか確認をしてください。
お年寄の交通事故
これからは高齢化社会の時代であるといわれ、それにつれてお年寄の交通事故も大幅に増えてきています。特に、六十歳以上の死者数は全死者数の四分の一を占めるものとなっており、お年寄は子供以上に”交通弱者”の立場にあるといえます。
・お年寄の行動特性を知ろう。
視力、聴力、筋力など身体機能の低下によって、とっさの判断やすばやい行動がとりにくい。
交通ルールをはじめ、交通量の多くなった現在の状況を実感としてつかんでいない。
・親しみやすい言葉で交通ルールを教えましょう。
お年寄を交通事故から守るには、ドライバーが運転に気をつける一方、家庭では家族みんなが温い思いやりをもって、親しみやすい言葉でわかりやすく、交通ルールを教えてあげましょう。
・夜間の外出には明るい服装をさせましょう
お年寄が夜間に外出するときは、明るい服装をさせたり、夜光反射材を、ステッキ、カバンなどに張りつけて、ドライバーがよくわかるようにしましよう。