若い農業後継者のみなさん 農業者年金に加入しましょう
将来、お父さんの農業経営を引き継がれる若い農業後継者のみなさん、農業者年金に加入しておりますか。
特に若くて優秀な農業後継者を確保育成する趣旨から三十五歳未満で、一定の要件に該当する人の保険料は普通の人の保険料に比べ約三割ほど安くなっていますので、若い後継者は、この有利な保険料を活用して加入されるようにして下さい。
農業者年金は、「農民にもサラリーマン並みの年金を」という農業者の強い要望によって十四年前にできた年金です。みなさんの同級生でサラリーマンになられた万々は、既に老後の支えになる厚生年金等に加入して老後の生活に備えており、一方、あなたのお父さんをはじめ多くの農業青年や農業者の方々は農業者年金に加入して、安定した老後生活に備えています。
現在、既に経営移譲年金や農業者老齢年金の支給を受けて、不安のない老後生活を送っておられる方々は約四十万人おります。
農業者年金は、加入してから六十歳になるまで保険料を一定期間納めることが必要ですが、若いうちに加入するほど年金の受給額は大きくなる仕組みとなっています。また、農業者年金は、国の責任において運営されており、高率の国庫補助がついているとともに、物価上昇により年金額が目減りしないよう物価スライド制が導入されており、民間の行っている個人年金にはない大変有利な制度となっています。
例えば、三%の物価上昇が続けば二十年後には一、八倍、三十年後には二、四倍、四十年後には三、三倍の倍率で受給年金額は増大します。
なお、現行制度では、新規に加入する場合の加入期限は四十歳ですが、昭和六一年四月からは、六十五歳までに二十年の加入期間を満たせる人も、任意加入できることになります。この場合、六十五歳未満の人に支給される高額の経営者移譲年金の受給期間は六十歳までに受給資格を備えた人に比べ短くなりますが、今まで四十歳を過ぎたことにより、やむをえず加入もれとなっている方はこのチャンスをいかして昭和六一年四月には忘れず加入して下さい。
農業者年金の加入手続き内容等の詳しいことは、最寄りの農業委員会、又は農業協同組合までご相談下さい。