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1986年6月発行 広報よみたん / 11頁

年金よもやま話 次の世代のために

年金よもやま話 次の世代のために
 幼稚園の子供達に「年金って知っている?」と聞いたらどうでしょうか。みんな「知らない。」「聞いたことない。」と答えるでしょう。それはそうですね。まだ五歳ぐらいの子が年金について詳しく知っているとしたら、かえってびっくりしてしまいます。
 でも、今は年金なんて全く知らないこんな子供達が、二〇年後には成人して働き始めます。そうするとイヤでも年金の保険料を払う立場になり、それから年をとって引退するまで四〇年ぐらい保険料を払い続けることになるのです。
 その時に「こんな高い負担じゃいやだ」とか、「自分達がこんな苦労して保険料払って、残った給料で細々と暮らしているのに、年金もらっている方は、年金だけで悠々と暮らしている。」なんて思って、保険料の支払を投げ出してしまうことになったら大変です。
 実は、今の年金制度のままですと、今言ったような状況になることも十分にあり得るのです。年金は保険料でなく、税金で支払えばいいと言ったって、その税金を払うのは現役で働く若い世代ですから、負担が重くなるのは同じことです。
 若い人が稼ぎ出したものを、年金世代と現役世代で上手に配分し、どちらにも不満が出ないようにすること、これが年金制度にとって一番大事なことです。
 今、団塊の世代と言われる三十代半ばの人達の年金を支えるのが幼稚園児達、さらにはその幼稚園児の子供の世代です。そういった人達が納得できるような年金制度にするための改革が今回の年金改正なのです。

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