読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1988年2月発行 広報よみたん / 7頁

保健婦だより 成人健康シリーズ№16 糖尿病ケースの家庭訪問より

 去年の十二月から、今年の一月上旬にかけて、国民健康保険の特別保健指導事業としての家庭訪問を保険年金課からの依頼により実施しました。この事業は、多受診傾向、重複受診傾向、長期受診傾向にある等の方への訪問が主なものですが、今回は、それをぬきに糖尿病で療養中の方にしぼってもらい、約二十人の方々を訪問しました。そのなかから二人の療養生活ぶりを紹介します。
 Aさん65才女性家事
 18年前しだいしだいにやせてきて周囲から病院へ行きなさいとすすめられ受診、糖尿病といわれた、いたい等の自覚症状がないので、なかなか食事制限が、むづかしく一度は、一ケ月間入院して食事療法を学んだ。退院後もそれを参考にして食事をつくっているという。現在、薬を飲みながら、1600カロリーをめやすにした食事を取り、体重が54㎏前後体重を増やさないようにするため毎日30分間歩いている。糖尿病といわれて食事制限をしたせいか便秘がちであるという事でしたので食事の取り方(特に野菜・グレープフルーツ等)をアドバイスしました。毎日30分間歩くことをこれからも続けて欲しい!!
 Bさん70才女性家事
 40才の時に尿検査で糖が(+)だったが、自覚症状を感じなかったので気に止めなかった。50代の後半で体がだるくなり病院へ行くと糖尿病といわれた。医師より食事制限して体重を減らすよういわれたが、仕事がいそがしく、不規則な生活が、続いた。そのうち病気のせいで体重が減った。現在毎朝インシュリン注射をしている。食事は1800カロリーで、きびしい制限ではないが、空腹時に、気分不良があり、黒糖をなめたりしている。インシュリン注射に慣れはしたが、めんどうなのは確かで、朝ひそかに注射しているとの事、せめて50代後半の症状があった時に食事療法をきちんとしていればよかったと後悔するように話していた。一時は、落ちこんだりもしたが、今は、糖尿病の先輩として、同じ病気で悩み苦しんでいる人の相談にのり励ましたりでたのもしい存在である。 糖尿病の合併症を予防するために「よいコントロール」を生涯にわたって持続して欲しいと思います。また住民検診で血糖値や尿糖を注意された方、Bさんの反省を生かして今から食事の取り方をみなおしましょう。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。