読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1988年9月発行 広報よみたん / 8頁

第八回安谷屋正量賞を受賞 読谷山花織 池原ケイ子さん(楚辺2030-2) 【写真:自宅の織機に向う池原ケイ子さん】

 安谷屋正量氏の功績を記念して設立されたこの賞は今年で第八回を数え「沖縄の伝統工芸に従事し後継者育成をはじめ伝統工芸産業の振興に顕著な功績のある者」に対して贈られてきました。
 第八回目の今年、読谷山花織の池原ケイ子さん(楚辺二〇三〇-二番地、昭和十五年生)がこの賞を受賞、第三回の島袋ヒデさん(座喜味工房)に続き読谷山花織では二人目の受賞となりました。
 池原さんは昭和四十四年読谷山花織生産に従事して今日まで十八年になりました。
 読谷山花織事業協同組合設立前は愛好会の会長として、又組合設立時には発起人として、さらに、組合設立後は組合理事長を努める等要職を歴任され読谷山花織の振興、発展につとめてこられました。
 今回の受賞について池原さんは「大変ありがたいことです。とても私などはと思っていましたがこの賞を受けられたのも、組合や組合員の皆様のおかげです。」とけんそん気味でしたが組合や関係者では池原さんの功績を高く評価しており、又沖縄の数ある伝統工芸産業の中から読谷山花織から二人目の受賞者が出たことも大変なことだと喜んでいます。
 花織に従事して十八年間を振り返り、「組合設立前、読谷山花織を続けることに大変な苦労があったけれどもやめることができずにここまできてしまったんですよ。以前の仲間が少なくなったのはとてもさみしいけれど組合もこんなに大きくなって、若い人もどんど人増えて頑張っているのを見るとうれしいですね。」と話す池原さん読谷山花織を愛し頑張ってきた努力がかなった喜びは大きなものがあるようでした。
 池原さんは現在、組合の顧問をつとめられ頑張っています。

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