読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1989年9月発行 広報よみたん / 10頁

第八回池田町・読谷村児童交流 北国・池田っ子南国沖縄の夏を満喫

 読谷村が青少年健全育成事業の一環として進めている北海道池田町の児童生徒との交流は今年で八年目を迎えた。
 村では「まち、づくり」は「人、づくり」からとしており、次代を担う子供達の人的交流の果す役割は大きい。
 北海道十勝平野の中央部やや東寄りにある人口一万余の池田町はワインの町として知られ、真冬の気温はマイナスニ十度と厳しい気候条件下にある。
 竹村茂・大森小学校長を団長とする池田町交流団十七人が八月三日から八日までの日程で読谷村を訪れ、友情・連帯の和を深めた。
四日、村長講話の後伝統工芸センター、座喜味城跡、歴史民俗資料館、ヤチムンの里などを視察。五日は県内視察の後村児童生徒(パートナー)のもとで民泊、翌日は思い思いに家族的雰囲気を味わった。いよいよ七日は海水浴、村営ビーチでおもいつきり南国沖縄の海を満喫した。
 五泊六日の交流を通して平和の尊さ、文化、風土の違いを学び、そして来年二月夏冬の北海道で、読谷村のパートナー達を温く迎えることを約束して元気よく空路北海道へと帰って行きました。

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