山内徳信村長は、ジョージ・ブッシュ米大統領へ読谷補助飛行場の早期返還を要請しました。
　これは、去る九月二十六日のダン・クエール米副大統領来沖に際し、西銘県知事との会談の中で要請が伝えられたもので、滞在時問わずか四時間という一隅のチャンスに望みが託されました。
　山内村長は、これまでの読谷補助飛行場における米軍のパラシュート降下演習による事件・事故の数々を取り上げ、基地被害に苦しむ読谷村民の悲痛な叫びを人道上の立場からもアメリカ民主主義に訴え、二十一世紀に向けての村づくりを進める上で大きな障害となっている演習場の早期撤去(移設)を要請しました。