読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1990年7月発行 広報よみたん / 3頁

み霊よ安らかに! 平和の誓いもあらたに各地で慰霊祭 語り継ごう沖縄戦の悲劇を

 慰霊の日の六月二三日、村内各地で慰霊祭が執り行われ、遺族や関係者らが参列、戦没者のみ霊を慰めるとともに、反戦平和への誓いを新たにした。
 国内唯一の地上戦となった沖縄では、二〇万人もの尊い人命を奪われた。本村においても二千人余の犠牲者を出したといわれており、調査が進むにつれ、その数は史に増えるだろうとと言わわれている。
 「チビチリガマ」「クニー山豪」の集団自決や数々の悲劇が今なお村民の涙をさそい、戦争の悲惨さを問い続けている。
 座喜味区(当山操区長)では慰霊祭とともに-語り継ごう沖縄戦の悲劇を!!-と子ども・育成会主催(喜友名昇育成会長)の「第六回戦争の絵展」が開かれ、戦争を知らない子どもたちからお年寄りまで戦争の恐ろしさ、平和の尊さをみつめ直した。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。