読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1990年9月発行 広報よみたん / 11頁

盲導犬に理解を!リーディングサークル「ともしび」が学習会

 名称も新たに福祉活動を続けるリーディングサークル”ともしび”(比嘉好子会長)のみなさんが、七月二二日盲導犬野外体験学習会を開いた。
 村身体障害者視覚部(知花裕和部長)のみなさんに盲導犬(アイメイト)の有用性を紹介し、共に普及活動を展開して行こうというもので、講師に富山嘉男さんと富山さんのアイメイトグロリアーを招いた。
 昭和六〇年に東京の盲導犬協会で訓練を受けた富山さん。完全になじむまでに一年かかったというグロリアも今ではすっかり体の一部に。「危険を避け、安全な道案内をしてくれるので、何処へでも安心。バス、タクシー、飛行機にも同乗でき行動範囲が広くなった」と富山さん。学習会ではやチムンの里や村立歴史民俗資料館・村立美術館等を訪問。安全かつ適切な道案内をしてくれるグロリアに同行の人々はすっかり感心していた。比嘉会長は「盲導犬の普及はまだまだ。関係各機関にも積極的に働きかけて行きたい。」と話していた。

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