読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1991年6月発行 広報よみたん / 10頁

【見出し】世界へ翔ける 読谷建築士会・ヨーロッパへ夢を実現 【写真:いざゆかん我らは世界へ】

 夢とロマンを抱き、読谷建築士会(真玉橋朝雄団長)十二人が、去る五月十四日午後、ヨーロッパ十一日間の研修に旅立った。
 これは、「読谷村ノーベル平和賞を夢みる村民基金」の果実金を活用した第一号の国外研修となる。参加する村内建築士会のメンバーは、出発に先駆け、役場にて事前学習会を行った。
 その中で、照屋清秀代表は「ヨーロッパの優れた古代建築物に直に触れることにより、建築士としての現状を再確認し、どのように地域に関わっていくべきかを勉強、研修後は、積極的に地域づくり、村づくりに関っていきたい」との抱負を述べられた。
 建築士会の出発式は、役場内ロビーにて行なわれ、安田助役の激励の後、真玉橋団長は「建築士の神様・ガウリィの郷、スペインを始め、パリまで建築技法を学び、読谷の文化の創造にどのように関連づけていくかを研修してきます」と力強く表明。職員の激励の拍手に見送られ、夢とロマンをのせて読谷建築士会・研修団は世界へと翔けていきました。

利用者アンケート サイト継続のために、利用者のご意見を募集しています。