七月七日から八月三〇日を会期とした「’92県内画家展望」展が村立美術館でオープンしました。
　第二回目を迎える展望展でのオープン式(七日午後)には関係者ら約三十人が出席する中、テープカットを行ない、主催者を代表して町田宗信教育総務課長や松田重信総務部長が県内七支部美術団体画家への出展協力に感謝の言葉を述べると共に、出展者を代表しては、伊良部恵勝氏が「このような展示ができることに感謝し、作品を発表できることを嬉しく思います」と応え、また、宮城元信美術館長も「村の総合展覧展は青少年に希望を与える。村内だけでなく県内にも目を向けて取り組んだ第一回の企画展が好評を博し、第二回目の展覧を企画した。環境・文化村の要として、今後も青少年の育成に役立つような企画展などに力を入れていきたい」と力強い抱負を語られました。
　今回の出品団体名は、
①亜細亜美術交友会沖縄支部
②沖縄旺玄会
③光陽会沖縄支部
④沖縄新象作家協会
⑤中央美術協会沖縄支部
⑥二科会沖縄支部
⑦日本現代美術協会沖縄支部
の七団体の作品に加えて、読谷村内画家・読谷村出身画家らの作品も出展され、素晴らしい作品(四十七点)を展示。画家らの創作活動で描かれた絵画が美術館内を埋め尽くして、観る人に感動を与えています。
　子供たちも嬉しい夏休み。村民の皆様方にも是非、親子で村美術館に足を運ばれて県内画家の秀作に接し、美しい絵画の観賞をしてはいかがでしょうか。来館をお薦め致します。
【開館時間】
▼午前九時～午後五時
【休館日】
▼月曜日・公休日