”豊かで明るく、活力ある郷土づくりをすすめよう”をテーマに渡慶次区(与那覇徳市区長)では「第八回渡慶次まつり」(九月十九、二十日)を開催。まつりは、公民館広場での舞台ステージを中心に感謝祭や豊年祭、古典舞踊などの式典、余興をはじめ、公民館ホールでの作品展、運動広場でのイベントなど盛り沢山のプログラムで賑わいを見せつつも、まつりのメインは五十七年ぶりに復活した全長八十㍍の「大綱挽き」。
綱挽きは、まつり二日目の午後に行なわれ、旗頭を先頭に与那覇区長らが組踊り「大川敵討ち」の衣装を身にまとい古式にのっとり道ズネー。その後、空手や獅子舞、棒術が展開され雰囲気も最高潮に。東西に延びた雌雄綱を舞上げながら合体するや、旗を合図に一斉に区民総出の大綱挽きが始まった。熱闘の結果、一回戦は西組(無病息災)、二回戦は東組(五穀豊穣)に軍配が上がり仲良く引き分け。熱戦後の大綱は即座に解体され、区民の家内安全・無病息災を願って一人びとりに配分。渡慶次まつりは熱気と興奮の渦に包まれ、区民らは五十七年前の昔を偲んでいた。