読谷村史編集室 読谷村の出来事を調べる、読谷村広報データベース

1993年1月発行 広報よみたん / 13頁

【見出し】なごやかにふれあい交流会-リーディングサークルともしび- 【写真:和気あいあいに交流を深める】

 声の便りをテープに録音し、目の不自由な方々に「広報よみたん」の情報を提供して喜ばれている”リーディングサークルともしび”(比嘉芳子会長)が、読谷村身体障害者視覚障害部(知花裕和部長)らと十一月二十一日夕、福祉センターにて「ふれあい交流会」を行いました。
 これは、リーディングサークルの仲間が福祉の道標を継承する目的で、この程(十一月十二日~十三日)、東京都町田市で開かれた「第二十一回福祉を語る女性のつどい全国集会」に参加。この時の感動・感激を胸に、参加した仲間がその報告を兼ねてふれあい交流会を催したもの。
 リーディングサークルの全国集会への参加は、同サークルのよりよい活動を図るためにノーベル基金の助成を受けて今回、四名(比嘉芳子、中山圭子、廣目百合子、仲松千代子)を派遣。全国から集った福祉関係者との交流をはじめ、集会での講演や分科会、パネルディスカッションなどを通して福祉の心を学び、また、福祉関連設備の情報提供の迅速化では、日本の最先端を行くといわれる神奈川県ライトセンターに「神奈川県視覚障害援助赤十字奉仕団」を訪ねて積極的に交流を深め、福祉関連機器の素晴らしさ、設備規模の大きさやボランティア活動家の多さに感動を受けたという。
 交流会では、視覚障害部の方々十一名を前に、全国集会に参加したリーディングサークルの一人一人が福祉のあるべき姿を報告。視覚障害者の方々も報告に熱心に聞き入り、その後は、お互いの意見を交わし合いながら、和やかな雰囲気のもとに交流が行なわれて、いました。

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